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LPLauPer1L.P. (本名 Laura Pergolizzi) ニューヨーク出身のポップロックシンガーでソングライター。

"South of Nowhere(e.m.)"のシーズン2&3のテーマ曲"Wasted"を歌っている歌手と言ったほうが、わかりやすいかも。

ルックスも声も中性的で、透明感のある高音がすごくカッコいいです。地声で空中を突っ走って悲しみを振りきる、みたいな。ソプラノもファルセットも低音も、いろんな歌い方があっておもしろい。音楽的には王道メロディアスロック。声に泥臭さみたいなものがないので繊細さが聴こえてくる感じ。これはもしかしてすごい逸材?と、またまたビビッと来ました♪♪♪。

L.P.はアウトしているレズビアン。ファンに怒られるかもしれないけど、ちょっとシェーンに似てるような・・・って違う? ま、でも大きく分けるとそっち系じゃないかと、見た目ですが。

AfterEllen.comのインタビューによると、母親がオペラ歌手で祖父が作曲家、でも父親はオンチで、音楽一家とはちょっと違うとか。彼女は子供の頃からオペラを聞いて育ち、声楽の訓練も受けていました。18歳で母親を亡くしたあと、インディーロックバンドでロックも歌えそうだと発見していったそうです。

その後CrackerのDavid Loweryに誘われてツアーに参加したりしながら、2001年に彼のプロデュースで最初のアルバム"Heart-Shaped Scar"を制作。基礎にオペラがあってロックの発声法もトレーニングしたらしいです。 

"Heart-Shaped Scar"(2001)
LauPer2"Heart-Shaped Scar"はけっこうブルージィなロック。声とのアンバランスさが不思議な味わいです。"Perfect"とか "When I'm Not With You"は好み。

2作目の "Suburban Sprawl & Alcohol"(2004)は、ポップさが増してよりメロディアスになった感じ。"Wasted"はもちろん、アルバムタイトル曲もいいです。"The Darkside"はリンダ・ペリーのプロデュース。

2009年はL.P.の飛躍の年になりそうだし、ぜひなってほしいです。MySpaceで先に新曲を発表していて、'04年以来の新しいアルバムがほんっとに待たれています・・・今月発売予定だったのに。'07年にレーベルを移って、よりL.P.らしく方向性がはっきりした感じもあるし、シングル "Good With You"は、有名ソングライターのビリー・ステインバーグとの共作。マドンナの "Like a Virgin"やシンディ・ローパーの "True Colors"、t.A.T.uの"All About Us"など特大ヒット曲を作った人です。

下にリンクした動画インタビューで、L.P.はリラックスしてミュージシャンらしい感じ。今後目指すのは世界制覇と冗談っぽく言ったあと、「今はちっちゃな、ちっちゃなファンベースだから広げたい」と言って笑ってます。それにしても、名前まぎらわしいです。LPってラップにもゴスペルにもいるみたいだし、検索するとLPレコード出てくるし。(笑) Peace. ピース

"Suburban Sprawl & Alcohol"
LauPer3MySpace

桜 YT動画
L.P. - Wasted 公式MV
Spashley - Wasted "South of Nowhere"のファンMV
L.P. Interview インタビュー 4:20まではL.P.の話。そのあとギターの弾き語りがCool! 曲のタイトルはわかりませんが、動画から抽出してみました。ビットレート16でFC2制限の500k以内に収めたので音はそれなりです。



オンプB2 L.P. - Good With You/Cling To Me

"Good With You"の後半に"Cling To Me"をはさんである公式MV

"Good With You"(2007)シングル
LauPer4Offisial site
YT channel L.P.のチャンネル
Wikipedia
AfterEllen.com インタビュー記事 2004/12/14
・"Heart-Shaped Scar"、"Suburban Sprawl & Alcohol" All Music Guideのレビュー 30秒ずつ試聴可。
Amazon Heart-Shaped Scar
Amazon Suburban Sprawl & Alcohol
Amazon (米)








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A Village Affair
AVAf01A Village Affair ア・ビレッジ・アフェア (1995 UK) オススメ度 ★★★☆ 3.5/5

イギリスITVによって放送されたTV映画。ジョアンナ・トロロープという作家の同名小説が原作です。

先にあらすじを。弁護士の妻で3人目を産んだあと鬱気味になっているアリス(左写真右)は、家族で夢の田舎暮らしを始めます。そこで出会ったのがニューヨークから帰ったばかりの名士の娘クローダ(左)。積極的に近づいてくる彼女に戸惑いながらも、一緒に過ごすうちにアリスは自分らしさを取り戻していきます。クローダはレズビアンで、お互いに惹かれあっているとわかると、二人は愛し合うようになりますが・・・。

これはveohでアップしている人が18禁に指定していて(キスシーンくらいなのでHじゃないです)、YTにもないので後回しの予定だったんですが、"Same Sex Parents"(2001 仏)について書こうとしていて、アリス役のソフィー・ウォードを思い出したので。

AVAf2ソフィーはこのドラマの1年後くらいに夫と離婚して、韓国系アメリカ人の作家とレズビアン関係とカムアウトしています。

そのときのことを後日、まだ子供たちが小さかったのでカムアウトするしかなかったと言っていたんですね。子供に秘密を持たせるのは難しいし、クローゼットにいながら子育てするのは現実的ではないと。私はカムアウトは無理する必要はないと思っていますが、小さな子の親だからカムアウトしたというのが印象に残っていて、なにか明快だなと感じたんです。(これは何で読んだのか思い出せないので、似たようなことを言っている記事やインタビューをリンクしておきます)

'80年代の『ヴォーグ』の顔と言われたソフィーは女優としてのキャリアをつみ始めていたころで、隠すほうが大変だったのかもしれません。このときのお相手と2000年にはウエディング・セレモニーを行っていて、ソフィーはイギリスではLGBTのサポートをする著名人のひとりです。ちなみにイギリスの同性間のパートナーシップが法的に認められたのは2005年から。

この作品は自身と重なる部分があって、彼女はすごくやりたい役だったとか。これをやったことで自分のセクシュアリティがはっきりしたけど、すぐカムアウトするのはドラマの宣伝のようで出来なかったそうです。それまでバイセクシュアルと思っていたのも、振り返ってみれば自分を抑えていたと思うと、2006年のAfterEllen.comの記事で言っています。

(左は10歳のころのキーラ・ナイトレイ)
AVAf5で、作品のことですが・・・これがなんというか、終盤実にイラッとする展開なんです。(笑) とにかくエンディングがみんなに、ソフィーも含めて不評。クローダ役は『エンジェル・アット・マイ・テーブル』のケリー・フォックスで、ソフィーはケリーとなんでこうなるのって話したそうです。役者も原作も景色も揃っているのに・・・うーん、料理がちょっとって感じです。

原作を台無しにしているとVHSの評に書いている人がいて、本を読んでいないので鵜呑みにしていいかどうかわかりませんが、制作がオール女性陣であることを"for shame"と書いていてなんか笑えました。私もてっきりヘテロの男性プロデューサーの顔色でも伺ってこうなったのかと思っていたので。たぶん、'95年作という時代のせいかも。この評を書いている人は星4つなので評価は高いです。

期待が大きいぶんガクッとしたのかもしれなくて、いいセリフもいいシーンもあるし、べつに嫌な作品というのじゃありません。見る価値はあると思います。下にリンクしたマーティン役の人のページでは、クローダがわがままに人の生活をかき回したという捉え方なんですが、こうなると原作が気になりますね。私は、みんなが少しずつ損をするのが現実的なんてことを簡単に描いてほしくなかった。うわべだけ現実的にするくらいなら、いっそハッピーエンドにしたほうが、少なくともレズビアンにだけでももっと愛される作品になったのにと、残念です。Peace. ピース

YT動画
Sophie Ward Interview ソフィーのTVインタビュー 1997年
'92 『嵐が丘』 pt1 レイフ・ファインズ & ジュリエット・ビノシュ主演の1992年版 『嵐が丘』。 ソフィーはイザベラ・リントン役。 ソフィーの父で俳優のサイモン・ウォードがリントン氏の役で出ています。


フィルム A Village Affair

予告編的クリップ。

AVAf3A Village Affair clip アリスとクローダのシーン
Clip 2 クローダのカミングアウトのシーン
Sophie Ward official site
Sophie Ward wikipedia
AfterEllen.com ソフィーについての記事 2006/08/26
IMDB
N. Parker site マーティン役の人のページ あらすじ有り
Amazon VHS
Amazon (米)


追記:09/03/05
AfterEllen.com ソフィーとアメリカ人の作家で妻のレナ・ブラナンの記事が載っていました。結婚10年目にしていまだにハネムーンだそうです・・・。(笑)







スリーター・キニー
SleKinSleater-Kinney フェミニズムのメッセージ性と音楽性に富んだ、ライオットガール・ムーブメントを代表するガレージロック・バンド。

'94年にワシントン州オリンピアでコリン・タッカー(右写真右)とキャリー・ブラウンスタイン(左)によって結成されました。3枚目の"Dig Me Out"(1997)より、ドラムはジャネット・ワイス(真中)で決定。その後、拠点をオレゴン州ポートランドに移しています。

このバンドはどこかクールな感じがする可愛カッコいい系。人気があって、移り変わりの早いガールズバンドのなかでは活動期間も長く、7枚の評価の高いアルバムを出しています。2006年から活動停止中です。

この前にコリンはHeavens to Betsy、キャリーはExcuse 17というバンドにいて、ライブを一緒にやるときのサイドプロジェクトがスリーター・キニー。それぞれのバンドが解散したあと、S-Kがメインのバンドに。ドラムのジャネットは元夫とのデュオQuasiを、以前からずっと現在も続けています。
左からジャネット、コリン、キャリー
SleKin2GaydarNationではレズビアンバンドとして5位にあげています。(ここのtop10は渋い)

Wikipediaによると、コリンは19歳で家族にバイセクシュアルとカムアウトしたそうです。結成当初、一時コリンとキャリーが付き合っていたことを 『Spin』という音楽誌が書いてしまって、同じくバイセクシュアルのキャリーはアウトさせられた形に。何も知らなかった父親が雑誌を読んで電話をかけてきて大変だったそうですが、ガールズバンド自体が革命的という父親はそれなりに受け入れてくれたそうです。 "One More Hour(YTライブ)"という曲はコリンが二人の別れを歌ったもの。

コリンは2000年に結婚して'01年に息子を、'08年に娘を出産。About.comではキャリーとジャネットがクイアで、コリンは違うとなっていますが・・・?(このL系ミュージシャンtop30では、このバンドは19位)

S-Kはベースのいないツイン・ギターで、ベースラインを低音のギターで弾いています。ちょっと調子ハズレ(音楽的な言い方が別にあると思いますが) のフレーズの繰り返しを聴いているとトランス状態になりそうで、リズムも面白い。チープなんだけど、ギターやハーモニーにいいメロディーがたくさんあって音の空間が広いというか。アルバムは選びがたいんですが、通しで聴くとしたら、スイートなパンクポップというような"Dig Me Out"(1997)が前半のトップピックで、音楽的に洗練された"One Beat"(2002)、ロックの殿堂入りした(嘘)"The Woods"(2005)なんかもいいです。バンドサウンドが好きな方にはおススメ。 

SleKin3

キャリーは現在音楽から離れて、NPR(公共ラジオ協会)の音楽サイトで定期的にブログを書いています。そこで以前サイドでやっていたThe Spellsの未発表曲を4曲アップしていて、そのうち2曲はDL可--The Spells。ほかにショートコントのコンビ、インディーズ映画への参加、本の執筆と忙しくしているそうです。 Pitchforkmedia.comのインタビューでは、スリーター・キニーの再結成は否定していませんが簡単ではなさそうで、小さなベイスメントでやるようなツアーならやってみたいと答えています。Peace. ピース

SlKin04桜 YTのMV
You're No Rock N' Roll Fun "Call the Doctor"(1996)
Get Up "The Hot Rock"(1999)
Oh! "One Beat"(2002)  ・Modern Girl 室内ライブ
Jumpers レターマン・ショーのTVライブ。これいいです。"The Woods"(2005)
Jumpers 『Lの世界』シーズン3 エピソード6に出演したシーン
The Last Show 2006年8月12日オレゴン州ポートランドのラストコンサート。プレイリストにまとめてあります。


オンプB2 Sleater-Kinney - Entertain

"The Woods"のプロデュースはナンバーガールなどを手がけた
デイヴ・フリッドマン。スタジオライブもいいです。S-K - Entertain Live

"The Woods"(2005)
SleKcdOfficial site
Wiki スリーター・キニー (日)
Answers.com All Music Guide + Wikipedia (英)
MySpace
NPR: Monitor Mix キャリーのブログ
Pitchforkmedia.com キャリーのインタビュー 2008/11/21
Group - movie trailer キャリーが出演した映画の予告編
Amazon








Tipping the Velvet
TipTV1Tipping the Velvet ティッピング・ザ・ベルベット (2002 UK)
オススメ度 ★★★★★ 5/5

イギリスBBC制作の1話1時間、3話から成るTVドラマ。原作は同名のベストセラー、1998年のサラ・ウォーターズのデビュー作です。

サラ・ウォーターズの本はこれ以外は翻訳が出ていて、日本でも人気。『荊[いばら]の城(e.m.)』と 『半身(e.m.)』を読んでからまとめて書くつもりだったんですが、いつになるかわからないので、YTから削除されないうちに、まずはこの作品から。

これはすごくよくできた、エンターテイメント性の高いドラマです。主役のナン(ナンシー)を演じるレイチェル・スターリングが魅力的で、相手役と息もぴったり。ナンのナレーションがときどき入るんですが、ロマンティックな感じのする声は彼女のトレードマークです。 それにさすがBBCというか、ディルドが出てきたときには、テレビでこれってリベラル?、センセーショナル?、それともフツー?、と英国国営放送の懐の深さに感心。英テレビ初だったらしいんですけどね。

TipTV6TipTV7TipTV8
ナン(レイチェル・スターリング)
キティ(キーリー・ホーズ)
TipTV03物語はイギリスが世界を覇権していた、19世紀後半のヴィクトリア朝時代。家族で営む海辺の牡蠣食堂で働いていたナンが、男装して舞台に立つキティに夢中になってロンドンについていき、恋仲になるまでが第1話。

第2話は一座を飛び出して男娼めいたことをしていたナンが、貴族の未亡人ダイアナに拾われて愛人になる話。第3話はダイアナに追い出されて路頭に迷ったナンが、2話で出会ったフロー(フローレンス)を頼って、最後には真実の愛を見つける話。
フロー(ジョディ・メイ)
TipTV4第1話は宝塚系、第2話は退廃貴族風、第3話は百合っぽくと、趣向を変えてあってテンポも良くて楽しいです。ただ第2話のセックスにまつわる部分は引いちゃう人もいるかも。コミカルなんですけど、笑う感じでもないし、見慣れないし。ヴィクトリア朝のデカダンスが視覚的に出ていて、へえーって感じで大人向けです。

上の写真、フロー役のジョディ・メイは"Sister My Sister"にも出ています。それから 『荊の城』 でスウを演じていたサリー・ホーキンスが、ここでもメイド役で出演。

レイチェル・スターリングのTVインタビュー(ビデオは削除されました。*追記参照) がおかしいです。ディルドを記念に持ち帰ってコート掛けに使っているとか(笑)、 ダイアナがナンのズボンのなかからスカーフを引っ張り出すシーンがあるんですが、毛(pubes)も一緒に引っ張られてあまりの痛さに涙目になったとか、アハハ、おかしすぎ。

TipTV5タイトルの意味は、第3話の30分過ぎくらいのバーのシーンで、フローが尋ねてナンが仕草で答えています。これは原作ではフローが教えるらしいです。原作と違うところはWikipedia (TV)参照。

冒頭の原作者紹介のタイトルバックで、サラ・ウォーターズが観客に混じって顔を出しています。下にリンクした脚本家アンドリュー・デイビスとの対談で、サラは第1話のミュージカルシーンが素晴らしいと言っていて、キティが投げるバラを受け取りたいくらいだったとか。彼女は現在、ロンドン南東のケニントンにあるヴィクトリア様式のアパートに、猫2匹と住んでいるそうです。Peace. ピース



フィルム Tipping the Velvet - Nan and Flo

曲:Roxette - I was so lucky スウェーデンのデュオだそうです。
Nan and Kitty ナンとキティのMV:Dido - Take My Hand どちらもよく出来てます。

TipTV2Tipping The Velvet playlist 仏語字幕付
veoh S. Waters & A. Davis veoh 原作者と脚本家の対談 + 3パート各1時間フルでアップ。
Dailym. フランス語字幕付(E02part4は年齢制限)
Sarah Waters Tipping the Velvet 作家のサイト
Wikipedia (TV) IMDBとBBCへリンク有り。
Wikipedia (novel)
Sarah Waters 記事
Subtitles 英語字幕  ・Amazon  ・Amazon サラ・ウォーターズ

追記:09/06/23
Boy Meets Girl 1~4まで レイチェル・スターリングが出ている英TVコメディ。雷に打たれて男女が入れ替わる役。ちょっとイマイチですが、ファンの方がいればと。中途半端なアップで、次が出てこないのでこれで終わり?って感じです。 

*追記:2009/10/28
このTVインタビューはレイチェル・スターリングのサイトのMultimediaのコーナーでダウンロードできます - The Frank Skinner Show zipで圧縮されているので、解凍が必要です。








Two Nice Girls
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

TNG01Two Nice Girls トゥ・ナイス・ガールズ
シンガーソングライター、グレッチェン・フィリップス(Gretchen Phillips 右写真右上)を中心とした、テキサス州オースティン出身のレズビアン・フォークロックバンド。

1985年結成で、デビューアルバム"2 Nice Girls" を'89年に出したあと、6曲のカバー曲集とフルアルバム1枚出して'92年には解散。

古い家族写真のような4人がデビュー3ヶ月後に固まったメンバーで、右下がメグ・ヘンジス、左上がキャシー・コーニロフ、左下がドラムのパム・バーガー。ドラム以外は、ギターとベースとヴォーカルを、あとの3人が流動的に担当していたようです。

今のところネット上で聴けるのが4曲しかないんですが(その後増えました)、数日前にYTで"Sweet Jane (With Affection)"を聴いて、ぜひ紹介せねばと思いまして。もうほんと、ビビっと来て。The Velvet Undergroundのルー・リード の "Sweet Jane"(1970)に、ジョーン・アーマトレイディングの"Love and Affection"(1976)を重ねたカバー曲。静かできれいで変わっていて、すばらしい! いったいこれは何、誰?、と調べて、ビンゴ!でした。

公式サイトのバイオグラフィをグレッチェンが当時を振り返って書いていて、わかりやすくておもしろいです。そこで (『Lの世界』もないころで相当変わったバンドと見られただろうと容易に想像できますが )、人が人生を正直に語っているだけのことをラディカルと見るべきじゃないと言っていて、なんだか妙にわかる気がしました。

TNG2右の写真は結成当初の3人。左のメガネの人が最初のアルバムまでいたローリー・フリーラブ。その後ソロ活動に移って、"ケイト・ブッシュとマリアンヌ・フェイスフルをブレンドしたような"と言われる音楽を作っていて、試聴した感じでは環境音楽風カントリー&ジャズフォークのような良さそうな感じ。下のリンクから試聴できます。写真は真ん中がキャシーで右がグレッチェン。

グレッチェンはこのバンドと平行して"Girls in the Nose"というロックバンドもやって活動も幅広いので、興味ある方は下のリンクを見てください。基本的にこのバンドは、サウンドはフォークロックで詞はパンク、レズビアニズムとフェミニズムの融合を目指していたようです。

それにグレッチェンのユーモアも特徴で、バンドの代表曲となった"I Spent My Last $10 On Birth Control & Beer"(最後の10ドルを避妊とビールに使った)という歌に、それがよく出ています。おもしろい歌なので少し要約すると・・・

「若いころはみんなと同じ、女の人が好きで男とキスするなんて考えられなかった私。酒もタバコもやらず、汚い言葉も遣わない、礼儀正しくて繊細だったのに。メリールーに振られたショックでレスターと付き合うようになっちゃって、酒も覚え、妊娠の心配もして・・・最後の10ドルを避妊とビールに使ったの。しらふでクイアだったころの私の人生、もっとシンプルだったのに」 という、ちょっとコミカルな歌です。I Spent My Last $10 on Birth Control & BeerYTのMV(1991年のライブ) 歌詞:I Spent My Last $10

"Sweet Jane (With Affection)"は'87年にオースティンの地元紙が主催した、"Sweet Jane"のカバーコンテストで2位になった曲。ラフ・トレードという有名なインディーレーベルがこの曲だけ聴いてTwo Nice Girlsと契約したので、やはりかなりのインパクトだったようです。ただ彼女たちの曲が出る少し前に、カウボーイ・ジャンキーズの "Sweet Jane"のカバーが発売されてヒットしたので、印象が薄れたらしいのが残念。 
(L 版ビレッジ・ピープル?)
TNG03バンドは'91年に中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟GLAADのメディア賞を受賞しています。

2007年にアルバム"2 Nice Girls"が再発されました。昔のものがeBayで69ドルしているのを見て、グレッチェンが誰もそんな値段を払うべきじゃないと自分のレーベルから出すことにしたそうです。あとの2作もできれば再発したいとのこと。

グレッチェンはバイオグラフィで、なぜレズビアンと公言しちゃいけないのかと言っています。そして、「私たちは音楽でリッチになろうとしたわけじゃなくて、カムアウトする人に賛歌を贈りたかった。女の子同士が恋に落ちるときのサントラになる、はっきりとクイアだとわかる曲を作りたかった。男性にもレズビアンを知ってほしかったし、レズビアンといてみんなに楽しい時間を過ごしてほしかった。周辺にいるのではなくて、メインストリームのごちゃ混ぜのなかにいたかった・・・政治的に考えが違っても口ずさんでしまうメロディーがあるように、私たちに共感しなくてもみんながつい歌ってしまうクイアな歌を、私たちも作ろうとしただけ」 だそうです。Peace. ピース


オンプP1Two Nice Girls MySpace
オンプP1YT Vintage Two Nice Girls Channel '86~'88のライブ。3人メンバーの頃。
オンプP1YT Gretchen Phillips Channel ライブ映像などアップされてます。
オンプP1Gretchen Phillips MySpace
オンプP1Laurie Freelove ローリーのディスコグラフィやmp3など

YTのMV(少しアップが増えました。2010/1月)
The Sweet Postcard 1988年のライブ L.フリーラブと3人のとき。これいいです。
The Queer Song 1991年ライブ。
Let's Go Bonding 公式MV。なんかもうすごい。"Chloe Liked Olivia"(1991)より

Lou Reed - Sweet Jane ルー・リード 1974年のライブ 2分くらいイントロがあります。
Joan Armatrading - Love and Affection
Cowboy Junkies - Sweet Jane


オンプB2 Two Nice Girls - Sweet Jane (With Affection)

1990年に作られた公式MV。1986年のライブ : Sweet Jane 1986 18 Sept

"2 Nice Girls"(1989)
TNGcdOfficial site 公式サイト
Wikipedia
AfterEllen.com 2007年8月の記事
The G. Phillips Connection メンバーについて
ローリー・フリーラブ Fairground AttractionのEddi Readerのファンサイトで紹介。(日)
HMV (日) 再発盤
Amazon (米)


imeem について
Deezerがつながらないときがあるので、遅ればせながらimeem (アイミーム) を探し出しました。これは音楽+ビデオ+写真のYouTubeみたいな感じです。・・・2009年の12月にimeemはMySpaceに統合されてなくなりました。

追記:10/03/17
Two Nice Girlsの言った(or 書いた)面白いフレーズを見つけました。Isle of Losbosより
"We love men. We just don't want to see them naked. ~ Two Nice Girls" (笑)







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