スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Producing Adults
producingA1Producing Adults   to_IMDb
(2004 フィンランド) プロデューシング・アダルト 
原題 : Lapsia ja aikuisia - Kuinka niitä tehdään? オススメ度 ★★★★☆ 4.5/5

子供をほしい女性が、長年のボーイフレンドの強力な反対にあって関係に疑問を持ち、いつしか同僚の女性とのあいだに愛を見出す話。

フィンランドが2004年のアカデミー賞外国語映画部門に出品した作品。

私はこれすごく好きです。女優二人の雰囲気がいいし、バイセクシュアルについても説明とか言い訳がないのもいい。ただ言葉が少ないので不親切というか、そこがリアルなんですが、一回見ただけだと少しわかりにくいところも。妊娠を巡るエゴの応酬をクールに描きながら、変則的に見える恋や家族のなかの素朴な愛情に敬意を払っています。映画好きにはおススメ。  

ヴェンラ(左)とサトゥ
producingAd4不妊治療のクリニックで心理カウンセラーをするヴェンラは子供をほしがっています。でも付き合って15年になるアンテロは、2年後のオリンピックでメダル獲得を目指すスピードスケーター。キャリアの終盤にあって父親になるのを恐れている彼は、頑として頷きません。またクリニックでは医師のサトゥが、シングル女性と女性同士のカップルにも人工授精を行うことを提案。賛成したヴェンラに惹かれていきます。

前半は妊娠を巡ってけっこうギョッとするブラックコメディ的展開。破れたコンドームから始まって、緊急避妊薬、その薬のレシートを見つけたヴェンラ、パイプカットするアンテロとなって、彼の精子に問題ありとわかると・・・? そのあいだにサトゥがヴェンラの相談相手になって、二人は急速に接近します。

いっぽうサトゥは、弟のミュージシャン仲間アンティと寝たりしてますが、彼女の好きな人に会いたがる入院中の母親にヴェンラを紹介。母親を喜ばせます。でも女性二人がロマンティックな関係になりそうになったところにアンテロが現れ、彼のもとに戻ったヴェンラ。傷ついたサトゥ。ただそれはヴェンラが自分の気持ちに気づくための時間となって・・・。 

producingAdu2


Aleksi Salmenperä という男性監督の初長編作品。もともと映画学校のプロジェクトだったそうです。フィンランド語のタイトルは"子供と大人 - どうやって作られる?"という意味で、監督によれば英語のタイトルのほうが、"子供によって大人が作られる"というテーマに合っているとのこと。この監督は2作目の"Man's Job(YT trailer)"も'08年のアカデミー賞外国語映画部門に出品されています。

ネタバレ注意:
破れたコンドームは、ヴェンラの様子からすると彼女の仕業かも。でもだからと言って、アンテロのように思いつきでプロポーズして緊急避妊薬を酒に混ぜて彼女に飲ませていいとは思いません。人の体に影響することを黙ってやるなんて犯罪的で残酷。サトゥの言うとおり、この時点で別れたほうがいいです。

あと説明なさすぎなのが、ヴェンラとアンテロがグループセラピーに参加するいっぽうで、妊娠がわかったサトゥがさほど好きでもないアンティとやっていこうと決めたふうのところ。でも弟が姉の気持ちを察して母親を送る会の招待状をヴェンラに送ります。

英語字幕の評判が良くなくて残念なんですが、もしかしたら全体にもっと皮肉とか風刺とか利いていて、アンティや病院長のセリフももっと可笑しいのかも。私的には、人が黙っているいろんな状況を描いているのが、この映画の大きな魅力と思います。それと弟のミロ、いい味出してましたね。姉思いのすごくいいヤツ。欲を言えば、ヴェンラとサトゥのロマンティックなシーンがもう少しほしかったです。


producingAdu5フィンランドは2002年にパートナーシップ法が成立して以来、LGBTの権利を守る法整備が進められています。ここに出てきた、シングル女性とレズビアン・カップルへの人工授精は現実のほうが先行していて、'06年に合法化されたそうです。Peace. ピース



フィルム Producing Adults

予告編。

producingAdvdPA (sub English) playlist
First 8 minutes (Spike動画) 最初の8分。
IMDb user comments -Summary from 2004 TIFF- 2004年トロント映画際での監督の話をまとめてあります。
[Wiki]
A review on Rotten Tomato
Kissing Fingertips レビュー
LGBT rights in Finland フィンランドのゲイライツ(英)
to_OpenSubtitles 英語字幕    to_Amazon(米)









スポンサーサイト
お知らせ musicMeについて
またまた遅ればせながら、フランスの音楽サイト musicMe を知りました。かなり聴ける曲があります。ただここは埋め込みができないのと、気の(耳の)せいか音はDeezerのほうがいいような・・・。それと見た目もDeezerのほうが見やすい。でも聴いてみるのにはいいです。

これまでの音楽記事の半分で、聴けるものが増えました。なかったのは、アメリカのインディーズ系と、なぜか英のクレア・ティール。

*musicMeにリンクしています。
(アルバムタイトルをクリックすると曲目のページへ。または、タイトル下の三角印の分数をクリックすると最初の曲から再生されます。)    *musicMe に初アクセスのときはトップページに行くので、ページを更新してください。
シャロン・イズビン   ミシェル・ンデゲオチェロ   The Ditty Bops   Le Tigre
ティーガン & サラ   The Cliks (Dirty King)   Sia   Skin(英バンドSkinと一緒)
ブリギッテ・ファスベンダー    Kaki-King (Until We Felt Red)   サラ・ベットン
ソフィー・B.ホーキンス   メリッサ・フェリック   ジル・ソビュール   メリッサ・エスリッジ
ジョーン・アーマトレイディング   Otep   4-Non-Blondes (Bigger, Better, Faster, More!)   ミッシー・ヒギンズ

ミシェル・ンデゲオチェロ、The Cliks の新アルバム、Sia、ソフィー・B.ホーキンス、ミッシー・ヒギンズなど、フルで聴けるのは嬉しいです。  








ミッシー・ヒギンズ
missyhig01Missy Higgins ミッシー・ヒギンズ  to_Wikipedia 
オーストラリア、メルボルン出身のシンガーソングライター。本名はMelissa Morrison Higgins。同国ではトップクラスの人気で、ここ数年で欧米での認知度も高まりました。

これまでの2枚のアルバム、"The Sound of White"(2004) と"On A Clear Night"(2007) はどちらも発売時に最も売れたアルバムとなって、オーストラリアのグラミー賞に当たるARIA賞でいくつもの賞を受賞しています。

物事を真摯に大きく捉えようとする伸びやかさがあって、情熱と繊細さが合わさったような歌は聴いていて気持ちいいです。声もすごく魅力的。バイセクシュアルということで、歌詞のなかで女性への想いを一歩踏み込んで歌っていたり、全体に女性に優しい視点があって、微妙なところで共感できる感じが新鮮です。

ミッシーは3人兄弟の末っ子で、6歳でピアノを始めて、13歳で兄のジャズバンドで歌い始めました。2001年の、まだ寄宿制の名門ジーロング・グラマースクールの高校生のとき、姉が応募したラジオ局主催の作曲コンクールで優勝。その後1年近くヨーロッパをバックパック旅行したあと音楽の道へ。2003年に最初のシングルがインディーズでヒットしました。

翌2004年に、2ndシングル"Scar"が大ヒットして豪州チャート1位に。世界的にもアルバムをリリースして、英米でフォークロック系のツアーに参加。200以上のライブをこなし、2005年の終わりにはオーストラリアで大規模な野外コンサートを開いて成功を収めました。


missyhig02"The Sound of White"(2004)
1stアルバム"The Sound of White(Wiki)"はノラ・ジョーンズなどを手がけるジョン・ポーター(John Porter)のプロデュース。1曲目の"All For Believing"がコンクールで優勝した曲で、16歳のときに書いた曲。アルバムはピアノを中心にしたサウンドで、100位内に2年以上も入ってたそうです。

missyhicd1"On a Clear Night"(2007)
2枚目の"On A Clear Night(Wiki)"はミッチェル・フルーム (Mitchell Froom)のプロデュース。前作と比べると、ツアー中に何曲かギターで作曲したとかで、ギターサウンドとアップテンポの曲が増えています。シングルの"Where I Stood" は『グレイズ・アナトミー』、『ヤング・スーパーマン』、『ブラザーズ & シスターズ』ほか、多くの米TV番組に使われています。

ミッシーのセクシュアリティについては、"Scar"などの歌詞の内容から噂となっていて、2007年10月のレズビアン雑誌の取材をきっかけに、本人がMySpaceのブログでバイセクシュアルと認めています。

WikiやAfterEllenの記事を簡単にまとめると、"セクシュアリティは家族や友人にはずっとオープンにしてきたけど、個人的なことを見ず知らずの人に話すことには最初は抵抗があったし、音楽より前に出そうなのが気になった。でもしだいに、人生の大きな部分を占めていて別に恥じることでもないのに、その話を避けていると自分がバカみたいに思えてきた。また悩んでいる若いLGBTの子たちに一人じゃないと伝えられたら素晴らしいと思うので、今は前よりもリラックスして話せるようになった"とのこと。

AfterEllenのインタビューで、"Secret"という曲はガールフレンドとのことを歌った歌と言っています。その人のことがすごく好きだったから、付き合い始めのころ関係をオープンにしたがらない彼女とのことを、何か言葉にして叫びたかったと。・・・自分が誰かの秘密になってしまったという歌です。

ミッシーはベジタリアンで、環境保護と動物愛護に積極的。また初出演した豪ミュージカル映画が近く公開予定です。昨年から一年ほどロサンジェルスを拠点にしていましたが、現在はまたメルボルンに戻っています。 Peace. ピース 

missyhiggi4

オンプP1Official site 10曲近く聴けます。    歌詞Missy Higgins Lyrics
オンプP1MySpace Missy Higgins ブログがよく更新されています。
オンプP1musicMe Missy Higgins アルバムが聴けます。
(musicMe に初アクセスのときはトップページに行くので、ページを更新してください)

桜YTのMV(Live) 
Scar 公式MV 若っ。ショートカットが可愛い。歌詞:Scar
Secret(Live) スタジオライブ 歌詞:Secret
Where I Stood 公式MV
The Special Two(Live)  野外コンサート
Nightminds(Live) TVスタジオライブ この曲好きです。これもショートヘア。
More Than This(Live 2008/11) ファン撮影@ライブハウス 2009年シングル。ロキシー・ミュージックのカバー。


桜YT インタビュー
nikita5452 YTのチャンネル インタビューやMVなどたくさんあります。
MTV Australia Missy Higgins 豪MTVが作ったミッシーの紹介ビデオを編集したもの。
ManiaTV interview part1part2 ミッシーの自己紹介。米ManiaTV。
Visionz interview 感じのいいインタビュー。
Missy Takes The Wheel (MySpace動画) トヨタのプリウスでエコ・ツアーするミッシー。
Bran Nue Dae trailer ミュージカル映画予告。 to_IMDb  (近く公開予定の、1965年の夏を舞台とするミュージカル映画。一人の男が昔の恋人に会いに故郷へ帰る話で、ミッシーはその彼に付き合う二人のヒッピーのうちの一人アニーを演じています。)


オンプB2 Missy Higgins - Steer

豪チャート1位の曲。"Scar"とどちらを貼るか結構迷いました。歌詞:Steer

"Steer & More"(EP 2009)
missyhiepOfficial site
Answers.com All Music Guide + Wiki
Missy Clarifies Things ミッシーがMySpaceのブログに書いたセクシュアリティについての記事 2007/11/27
The Age entertainment news オーストラリアの記事
AfterEllen.com Interview
Missy Higgins on AfterEllen.com 記事の一覧。
to_Amazon (日)   to_Amazon (米)








Copyright © eureka moment. all rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。