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Intentions
IntenM1Intentions (2003) インテンションズ
オススメ度 ★★★☆ 3.5/5

これはちょっと舞台劇みたいに会話が多くて、しかも現実的な話なので結構おもしろい。

ただ低予算映画の問題点があれこれ素人目にも見えるのが残念。お金をかけて撮り直したらどうなるのか見たいくらいです。

ここに描かれているフェミニズムやレズビアニズム、曖昧なセクシュアリティは頭のなかではもう古いことかもしれませんが、現実ではなかなか解決しづらいことや普遍的なことではないかと思います。現実をフェアに見て、少しロマンティックに常識のボーダーを広げている感じがいいです。

それに主役二人があまりパターン的じゃないのも私的には新鮮かなと。レズビアン映画にはもっとバラエティが増えて厚みが出るのがいいと思っているので、こういう言葉が中心のドラマも悪くないと思います。

IntenM2大学のドラマの教授レネ・ヒギンズ(写真右)は、夫と二人の娘がいて、学生演劇の演出に情熱を注いでいます。次の演劇大会では、イヴ(下)という演技のうまい学生に主役をやってもらうことに。二人は芝居への情熱を共有したり、意見を交わすうちに親密度を増していき、レズビアンのイヴはレネに思わずキスをしてしまって・・・。

レズビアン的にはちゃんと二人が話し合って優しい雰囲気があるのがいいです。レネのほうも迷いがあっても基本的に前向きだし。ラブシーンのシルエットも悪くない。

IntenM3ネタバレ: レネの家族の話で、夫のジェフが悪気はなくても父権的な態度で妻を軽く見ているというのが描かれていて、その話自体はめずらしくないけど、それをローティーンの娘が敏感に感じとって母親に同情しているというのがリアルだなあと思いました。

ルアン・ベック脚本兼監督によれば、レネの夫ジェフとイヴの彼女のエリンには同じキャラクターを書いたとのこと。映画を見た女性のなかにはジェフのコントロール好きは嫌だけどエリンはそうでもないと感じ、逆に男性はジェフはいい奴だけどエリンは嫌な女と感じる人がいるそうです。

おもしろいですね。実際私もジェフは嫌だけど、役者のせいかエリンはどこか可愛くておかしな感じがしました。でも言われてみれば、二人とも相手の主体的な自由をあまり認めていなくて独善的なんですけどね。

あとエンディングについて、監督は二人がもっと結論を出す方向で考えていて、5つくらいパターンがあったそうですが、映画やキャラクターたちがそれを望まなかったと言っています。観客の想像に任されているわけで、私は今のままでも結構ハッピーエンドじゃないかと思います。

IntenM4俳優歴も長いベック監督はサンノゼ州立大学でドラマを教えていて、この映画は実話と思われて恋人探しをされたらしいですが、フィクションとのこと。彼女は2006年に、現在のパートナーでプロデューサーのキム・クラークという女性と "God and Gays: Bridging the Gap"というドキュメンタリーを撮っています。二人は近く正式に結婚するそうです。Peace. ピース



フィルム Intentions

予告編的クリップ。 こちらが予告編。年齢制限があります。

IntenM5・ビデオは削除。
IMDB
Filmstalker Review レビュー
BlueBox Productions ベック監督とパートナーのプロデューサーのHP
Curve Interview 検索結果のトップの記事に。
TRFT Newsletter Archive "Indie Writer-Producer-Director Luane Beck" サンノゼ州立大TRFT学部卒業生会報 ベック監督のインタビューがずっと下のほうに。 








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