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Tipping the Velvet
TipTV1Tipping the Velvet ティッピング・ザ・ベルベット (2002 UK)
オススメ度 ★★★★★ 5/5

イギリスBBC制作の1話1時間、3話から成るTVドラマ。原作は同名のベストセラー、1998年のサラ・ウォーターズのデビュー作です。

サラ・ウォーターズの本はこれ以外は翻訳が出ていて、日本でも人気。『荊[いばら]の城(e.m.)』と 『半身(e.m.)』を読んでからまとめて書くつもりだったんですが、いつになるかわからないので、YTから削除されないうちに、まずはこの作品から。

これはすごくよくできた、エンターテイメント性の高いドラマです。主役のナン(ナンシー)を演じるレイチェル・スターリングが魅力的で、相手役と息もぴったり。ナンのナレーションがときどき入るんですが、ロマンティックな感じのする声は彼女のトレードマークです。 それにさすがBBCというか、ディルドが出てきたときには、テレビでこれってリベラル?、センセーショナル?、それともフツー?、と英国国営放送の懐の深さに感心。英テレビ初だったらしいんですけどね。

TipTV6TipTV7TipTV8
ナン(レイチェル・スターリング)
キティ(キーリー・ホーズ)
TipTV03物語はイギリスが世界を覇権していた、19世紀後半のヴィクトリア朝時代。家族で営む海辺の牡蠣食堂で働いていたナンが、男装して舞台に立つキティに夢中になってロンドンについていき、恋仲になるまでが第1話。

第2話は一座を飛び出して男娼めいたことをしていたナンが、貴族の未亡人ダイアナに拾われて愛人になる話。第3話はダイアナに追い出されて路頭に迷ったナンが、2話で出会ったフロー(フローレンス)を頼って、最後には真実の愛を見つける話。
フロー(ジョディ・メイ)
TipTV4第1話は宝塚系、第2話は退廃貴族風、第3話は百合っぽくと、趣向を変えてあってテンポも良くて楽しいです。ただ第2話のセックスにまつわる部分は引いちゃう人もいるかも。コミカルなんですけど、笑う感じでもないし、見慣れないし。ヴィクトリア朝のデカダンスが視覚的に出ていて、へえーって感じで大人向けです。

上の写真、フロー役のジョディ・メイは"Sister My Sister"にも出ています。それから 『荊の城』 でスウを演じていたサリー・ホーキンスが、ここでもメイド役で出演。

レイチェル・スターリングのTVインタビュー(ビデオは削除されました。*追記参照) がおかしいです。ディルドを記念に持ち帰ってコート掛けに使っているとか(笑)、 ダイアナがナンのズボンのなかからスカーフを引っ張り出すシーンがあるんですが、毛(pubes)も一緒に引っ張られてあまりの痛さに涙目になったとか、アハハ、おかしすぎ。

TipTV5タイトルの意味は、第3話の30分過ぎくらいのバーのシーンで、フローが尋ねてナンが仕草で答えています。これは原作ではフローが教えるらしいです。原作と違うところはWikipedia (TV)参照。

冒頭の原作者紹介のタイトルバックで、サラ・ウォーターズが観客に混じって顔を出しています。下にリンクした脚本家アンドリュー・デイビスとの対談で、サラは第1話のミュージカルシーンが素晴らしいと言っていて、キティが投げるバラを受け取りたいくらいだったとか。彼女は現在、ロンドン南東のケニントンにあるヴィクトリア様式のアパートに、猫2匹と住んでいるそうです。Peace. ピース



フィルム Tipping the Velvet - Nan and Flo

曲:Roxette - I was so lucky スウェーデンのデュオだそうです。
Nan and Kitty ナンとキティのMV:Dido - Take My Hand どちらもよく出来てます。

TipTV2Tipping The Velvet playlist 仏語字幕付
veoh S. Waters & A. Davis veoh 原作者と脚本家の対談 + 3パート各1時間フルでアップ。
Dailym. フランス語字幕付(E02part4は年齢制限)
Sarah Waters Tipping the Velvet 作家のサイト
Wikipedia (TV) IMDBとBBCへリンク有り。
Wikipedia (novel)
Sarah Waters 記事
Subtitles 英語字幕  ・Amazon  ・Amazon サラ・ウォーターズ

追記:09/06/23
Boy Meets Girl 1~4まで レイチェル・スターリングが出ている英TVコメディ。雷に打たれて男女が入れ替わる役。ちょっとイマイチですが、ファンの方がいればと。中途半端なアップで、次が出てこないのでこれで終わり?って感じです。 

*追記:2009/10/28
このTVインタビューはレイチェル・スターリングのサイトのMultimediaのコーナーでダウンロードできます - The Frank Skinner Show zipで圧縮されているので、解凍が必要です。








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コメント

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この作品を紹介してくださってありがとうございます。BBCでこの番組の宣伝をしてるのをたまたま見てました。それが第二話のディルドのシーンで、テレビの前でポカーンとしてしまったのを思い出します。あれは一体なんだったんだろうと思っていたのですが、rekaさんの記事を見て七年越しの疑問が解けました。

レイチェル・スターリングが本当に素敵ですね。彼女の何事もおおらかに構えてそうな雰囲気がお母さんのダイアナ・リグに似ているように思います。

ナンとフローの住んでいたBethnal Greenは時々地下鉄で通過します。そのたびにこの作品を思い出して暖かい気持ちになります。
Kay | URL | 2009/10/28/Wed 02:43 [編集]
7年越しの疑問? そりゃあよかったです。(笑)
レイチェル・スターリングのTVインタビューがすごくおかしいので、またアップされるといいんですけどね。ダイアナ・リグのシーンも出てきます。彼女のサイトでダウンロードできるので、記事に追記しておきます。

英国在住ですか? こういうドラマを地続きで感じられるなんていいですね。 
BBCも役者も、エンタテイメントの心意気が伝わってきて素晴らしいです。v-288
reka | URL | 2009/10/28/Wed 09:16 [編集]

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