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Affinity
affin1Affinity (2008 UK) 
アフィニティ  オススメ度 ★★★★4/5

"Tipping the Velvet"と違って、これは翻訳本も出ているし、もしかしたら日本でもこれからDVDが出るかもしれません。YTで見た感想は別にして、写真等の掲載で問題があるのなら、ご連絡いただければ削除します。

サラ・ウォーターズの2作目『半身』を映画化したもの。去年の8月にサンフランシスコの映画祭で上映されて、暮れにイギリスでテレビ放送されたようです。

荊[いばら]の城(e.m.)』(2005)を含めて、これで3作彼女の原作のものを見ましたが、これが一番本も読んだほうがいいかもと思いました。細かいところが抜け落ちてる感じがするのと、なにか非常にデリケートな感情を捕らえようとして見えたから。

で、本を買ってみたんですが、今度はリアルに感じられて胸がつまりそうで、もう少しゆっくりできるときに読むことにしました。(笑) なので、映画だけの感想ということで。

19世紀ヴィクトリア朝のロンドン、上流階級の娘マーガレット・プライアは父の死後自分なりの道が少しは開けるかもしれないと、ミルバンク刑務所に慰問に行き始めます。過干渉の母親、弟と結婚してしまった親友へレン、結婚を迫るセオフィラスなどから逃げる意味でも。そこでセリーナ・ドーズという霊媒師の女囚と出会って、はじめは怪しんでいたマーガレットも、不思議なことが起こるうちにセリーナに惹かれていって・・・。

affin2これはハッピーエンドじゃないし、好き嫌いが分かれるかもしれません。私はわりと好きです。主人公の世間ズレしていないピュアな寂しさというか、時代を超えて誰もが人を求めるときに感じるような手探りしている感覚そのものを浮き彫りにしてあります。

トリックの部分は1度じゃわかりにくくて2度見ました。でも謎解きがメインじゃないのは変わらなくて、マーガレットが少しずつセリーナに傾いていく気持ちが、言葉もドラマも少なく、ましてラブシーンもないのにわかるよう気がする、そこがこの映画のいいところじゃないかと。

"Tipping the Velvet"のアンドリュー・デイビスが脚本を書いています。原作と少し変えてあるのかわからないんですが、言葉がかなりそぎ落としてあって、無言のストーリーラインが別にあるような感じです。

affin03ただ映画として考えると、霊媒の話はたぶん本を読んだほうがミステリアスかもしれないと思いました。また、別にラブシーンとかじゃなくても、なにか甘いロマンティックな映像がもう少しほしかったかなと。それとエンディング――最初見たときは本を読んでいないのでもっと膨らましてほしいと思ったんですが、二度目はこれはこれで透明感があっていいかもと思いました。Peace. ピース


Film Affinity

ネタバレ注意!本も映画もまだの方は、2分くらいで止めたほうがいいかも。
映画にぴったりのファンのMV。曲: サラ・マクラクラン - Elsewhere 歌詞

affin5Affinity playlist Parte1~10
Sarah Waters Affinity 作家のサイト
AfterEllen.com レビュー
IMDB
Subtitles 英語字幕
Amazon (米)
"Affinity"(2008) (c) Logo





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